第11回東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会 /連続シンポジウム(最終回)
巨大災害から生命と国土を護る
- 三十学会からの発信 - 防災学術連携体の設立と東日本大震災の総合対応の継承


日 時:平成28年1月9日(土曜日)13:00~17:30
会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木七丁目二十二番地三十四号)
主 催:日本学術会議 東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会
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13:00 挨拶・趣旨説明
司 会 :目黒公郎(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
挨 拶 :大西 隆(日本学術会議会長、豊橋技術科学大学学長)
挨 拶 :加藤久喜(内閣府防災担当政策統括官)

13:15 学協会連絡会のこれまでの活動と成果について
依田照彦(日本学術会議会員、土木工学・建築学委員長、早稲田大学教授)

13:30 学会連携の取組み事例の発表
①集団災害医学会20周年総会 学協会連絡会との連携PD
小井土雄一(日本集団災害医学会代表理事、国立病院機構災害医療センター臨床研究部長)
②「東日本大震災合同調査報告」出版と「合同報告会」の開催
代表報告:川島一彦(東京工業大学名誉教授)
日本地震工学会、日本原子力学会、土木学会、日本機械学会、日本都市計画学会、日本建築学会、日本地震学会、地盤工学会
③地球惑星科学委員会と土木工学・建築学委員会との連携
「強靭で安全・安心な都市を支える地質地盤の情報整備」シンポジウム

佃 栄吉(日本学術会議連携会員、産業技術総合研究所理事)

13:45 ディスカッションⅠ「東日本大震災復興の課題と今後の方向」
テーマ①「震災・復興に役立った知見、役立たなかった知見、役立てたかった知見」
これまで各学会において多くの研究が進められてきたが、それらを大震災時に活用することができたかを、代表的な事例をあげて発表する。
テーマ②大震災時にどのような体制があれば良かったか、震災の現場ではどのような研究が望まれていたか、学会連携に期待することは何か
コーディネータ:米田雅子(日本学術会議連携会員、慶応義塾大学特任教授)
パネリスト:東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会/各学会代表15名、吉野 博(日本学術会議会員、東北大学教授)、浅見泰司(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
環境システム計測制御学会空気調和・衛生工学会計測自動制御学会こども環境学会土木学会日本機械学会日本建築学会日本原子力学会日本コンクリート工学会日本造園学会日本地域経済学会日本都市計画学会日本水環境学会農業農村工学会廃棄物資源循環学会

15:00-15:15 休憩

15:15 ディスカッションⅡ「東日本大震災に学んだ防災・減災と今後の方向」
テーマ①「防災・減災に役立った知見、役立たなかった知見、役立てたかった知見」
これまで各学会において多くの研究が進められてきたが、それらが大震災時に活用されたかを、代表的な事例をあげて発表する。
テーマ②どのような体制があれば良かったか、研究成果に社会を動かす説得力があったか、学会連携に期待することは何か
コーディネータ:米田雅子(前掲)
パネリスト:東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会/各学会代表15名、小松利光(日本学術会議会員、九州大学教授)、小池俊雄(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
砂防学会地域安全学会地盤工学会地理情報システム学会日本応用地質学会日本火災学会日本活断層学会日本計画行政学会日本災害情報学会日本自然災害学会日本集団災害医学会日本地球惑星科学連合日本地震学会日本地震工学会日本地すべり学会

16:30 「防災学術連携体」設立の報告
和田 章(日本学術会議会員、東京工業大学名誉教授)

16:45 新規参加学会の取組み発表
日本気象学会日本風工学会日本救急医学会日本古生物学会日本災害看護学会日本災害復興学会日本自治体危機管理学会日本森林学会日本地質学会日本地図学会、 日本地理学会、 日本ロボット学会日本海洋学会日本火山学会横断型基幹科学技術研究団体連合

17:25 閉会挨拶
田村和夫(日本学術会議連携会員 千葉工業大学教授)