日本学術会議主催学術フォーラム / 第7回防災学術連携シンポジウム

平成30年夏に複合的に連続発生した自然災害と学会調査報告


日時:2019 年 3月12日(火) 10:00~17:30
会 場:日本学術会議講堂
主 催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会、防災学術連携体(56学会)
参加費:無料
申込み:申込み多数のため、2月18日に締め切らせていただきました。
ご案内PDF
当日朝からインターネット同時中継を行います。


平成30年の夏から秋にかけて、日本列島を自然災害が次々と襲った。平成30年6月18日大阪府北部地震が起こり、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)は広い範囲に同時多発的な大雨と土砂災害をもたらした。その後の記録的猛暑と連続して発生した台風、9月4日に上陸した台風21号は、百の観測点で強風記録を塗り替え、高潮と強風で関西国際空港を孤立させた。9月6日の北海道胆振東部地震は震度7を記録し、山地崩落や火力発電所の被災による北海道全域のブラックアウトを引き起こした。

防災学術連携体、56学会と日本学術会議は、これらの災害に対応して、ホームページに特設ページを設け、緊急集会、市民への緊急メッセージ、緊急報告会を開催し、各学会の情報を発信すると共に学会間の情報共有を図ってきた。

本シンポジウムでは、主に平成30年の夏に複合的に連続発生したこれらの自然災害に焦点を当て、各学会の調査報告を行う。さらに、今後、連鎖する気象災害にどう備えていけば良いのか、地震と気象災害などの複合災害にどう備えれば良いのかを議論する。


総合司会:田村和夫(日本学術会議連携会員、防災学術連携体事務局長)

10:00    挨拶・趣旨説明
趣旨説明: 米田雅子(日本学術会議会員、防災減災学術連携委員会委員長)
開会挨拶:小井土雄一(防災学術連携体副代表幹事、日本災害医学会代表理事)
来賓挨拶:海堀安喜(内閣府 防災担当 政策統括官)

10:10     セッション1    平成30年の自然災害を振り返る
司会:目黒公郎(防災学術連携体副代表幹事、東京大学教授)
日本学術会議、日本気象学会「連鎖する気象災害のメカニズム ─2018年夏の事例─」中村 尚
日本学術会議「連続する地震災害」平田 直
防災学術連携体、日本建築学会「自然災害、建築に何が可能か?」古谷誠章

11:00     セッション2    平成30年西日本豪雨災害 被害と対策
司会:小松利光(日本学術会議連携会員、九州大学名誉教授)
地域安全学会「空間情報データによる広島県土石流災害の評価」三浦弘之
地盤工学会「豪雨地盤災害に対する地盤工学の課題と提言」大谷 順
日本応用地質学会「西日本豪雨災害における災害発生状況の応用地質学的考察」稲垣秀輝

11:47     セッション3    平成30年台風21号と強風災害
司会:依田照彦(防災学術連携体運営幹事、早稲田大学名誉教授)
日本気象学会「平成30年台風21号の気象学的特徴と暴風の実態」竹見哲也
日本風工学会「平成30年台風21号による強風・高潮災害の実態」丸山 敬

12:20~13:15    ポスター発表および休憩

13:20     セッション4    平成30年北海道胆振東部地震 被害と対策
司会:斉藤大樹(日本学術会議連携会員、豊橋技術科学大学教授)
土木学会「北海道胆振東部地震の被害調査と今後の活動」清田 隆
日本地すべり学会「北海道胆振東部地震により発生した厚真周辺の斜面崩壊」石丸 聡
日本地震工学会「北海道胆振東部地震にみる積雪寒冷地住宅の強靱さと問題」岡田成幸

14:07     セッション5    災害情報伝達と避難体制
司会:山本佳世子(日本学術会議連携会員、電気通信大学准教授)
日本災害情報学会「西日本豪雨における災害情報伝達の実態と課題」干川剛史
日本自然災害学会「平成30年7月豪雨における避難行動の要因分析」畑山満則

14:40~15:00    ポスター発表および休憩

15:05     セッション6    連続する災害と復旧救援活動
司会:山本あい子(日本災害看護学会理事長、四天王寺大学教授)
日本災害医学会「平成30年豪雨・地震における災害医療対応」近藤久禎
日本救急医学会「病院ライフライン途絶時の患者の治療中断判断基準」石川秀樹
日本公衆衛生看護学会「災害支援保健活動を円滑に行うための体制とシステム」大木幸子
日本看護系学会協議会/日本災害看護学会「水災害による複合的な健康リスクへの備え」神原咲子

16:06     セッション7    連続する自然災害への備え
司会:高橋和雄(日本自然災害学会前会長、長崎大学名誉教授)
農業農村工学会「平成30年の自然災害に対する農業農村分野の取組み」梶原義範
安全工学会「自然災害と産業安全における学術的課題」木根原良樹
廃棄物資源循環学会「災害廃棄物対策の専門家による支援体制づくり」大迫政浩
日本地形学連合「流域土砂災害の予測における地形学的方法論」松四雄騎
日本地理学会「自然の営みと人の関わりから災害を捉える地理学の取組み」宇根 寛

17:21    閉会挨拶
和田 章(防災学術連携体運営幹事、東京工業大学名誉教授)

17:30     閉会

ポスター発表
日本地域経済学会「東日本大震災原発災害の復興ジレンマ8年目」山川充夫
日本計画行政学会「情報通信技術を用いた災害情報伝達と避難体制に関する課題」山本佳世子
日本活断層学会「干渉SARで見えてきた新たな地震像」宇根 寛
日本自然災害学会「土石流数値シミュレーションによる避難所設置可能場所の検討」竹林洋史
日本気象学会「平成30年7月豪雨における停滞性降水系の実態と豪雨災害」竹見哲也
日本災害看護学会「被災地での支援・調査活動の紹介」山﨑達枝
日本地質学会「地形・地質情報から知る災害リスク-関東東部を事例に-」小荒井衛
日本リモートセンシング学会「大規模災害時の衛星データの利用可能性と将来展望」伊東明彦
日本赤十字看護学会「市町村職員における避難所での要配慮者への対応への備え」内木美恵