令和4年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震について
地震の概要
気象庁|報道発表資料より
検知時刻(最初に地震を検知した時刻):3月16日23時36分
発生時刻(地震が発生した時刻):3月16日23時36分
マグニチュード:7.3(速報値)
場所および深さ:福島県沖(牡鹿半島の南南東60km付近) 深さ 60km
発震機構:西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型
震度:【最大震度6強】宮城県の登米市(とめし)・蔵王町(ざおうまち)、福島県の国見町(くにみまち)・相馬市(そうまし)・南相馬市(みなみそうまし)の合計5つの市町村で最大震度6強を観測した他、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測
津波が発生しているおそれがあり海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れてください。潮の流れが速い状態が続きますので、注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近付いたりしないようにしてください。
揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。
また、揺れが強かった地域では、地盤が緩んだり、積雪が不安定になったりしている可能性があります。土砂災害や雪崩が発生するおそれがあるため注意・警戒が必要です。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。
関東地方の停電について
地震の影響で広野火力発電所(福島県)などの停止によるブラックアウトを回避するため、需要を遮断する「周波数低下リレー(UFR)」という装置が自動で作動。そのため、管内で最大210万軒の停電が発生した。
各学会・関係機関からの情報 ( 防災学術連携体の構成学会の情報は、防災学術連携体事務局までご連絡下さい。website@janet-dr.com )
日本地震工学会:
2022年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震について
土木学会:地震工学委員会地震被害調査小委員会
2022年3月16日福島県沖で発生した地震
日本建築学会:災害委員会
2022年3月16日に福島県沖で発生した地震に関する情報
災害・リアルタイム情報
国土交通省
内閣府 令和4年福島県沖を震源とする地震に係る関係省庁災害対策会議の資料について
防災科研 防災クロスビュー: 3月16日23時36分頃の福島県沖の地震
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