令和6年能登半島地震7ヶ月報告会


防災学術連携体は、防災減災・災害復興に関する62学協会のネットワークで、日本学術会議と連携して活動しています。2024年1月1日に発生したM7.6の大地震に対して、多くの学協会は、救援活動や緊急調査・研究を精力的に続け、復旧にも協力しています。学術的に正しい情報を発信すると共に、各学協会の活動・調査・研究で得られた知見を共有するために、7ヶ月報告会を開催します。
(注)気象庁では、石川県能登地方で発生している一連の地震活動について、その名称を「令和6年能登半島地震」と定めています。
日時:2024年7月30日(火)13:00〜17:20
主催:一般社団法人防災学術連携体
開催:Zoomウェビナー(定員500名)、お申し込み:https://ws.formzu.net/fgen/S3583674/ ★定員に達したため締め切りました
Youtube:https://youtu.be/NYHk6ssNY5Y


ご案内PDF
司会:米田雅子(防災学術連携体代表幹事、東京工業大学特任教授)
   永野正行(日本学術会議連携会員、東京理科大学教授)

13:00 開会挨拶渦岡良介(防災学術連携体代表幹事、京都大学教授)
13:05 趣旨説明目黒公郎(防災学術連携体副代表幹事、東京大学教授)

13:10 セッション1「令和6年能登半島地震について」
日本地質学会「2024年能登半島地震に関わる海域断層の分布と変位」井上卓彦(産業技術総合研究所)
日本自然災害学会「発電所施設の観測記録を用いた令和6年能登半島地震津波の考察及び津波波源の推定」米山望(京都大学防災研究所)
地理情報システム学会「ハイブリッド航空センサーによる輪島市3D計測と解析」大辻󠄀󠄀喜典(株式会社パスコ)
質疑応答

13:49 セッション2「被災状況と対策について」
日本応用地質学会「能登半島北部で群発した斜面災害の現状と応用地質学的課題」佐藤昌人(防災科学技術研究所)
地盤工学会「被災地域が直面する地震後の降雨による斜面災害と災害レジリエンス」酒井直樹(防災科学技術研究所)
日本第四紀学会「令和6年能登半島地震による新潟市の広域液状化被害」片岡香子(新潟大学)・
土木学会「令和6年能登半島地震によるライフライン被害の特徴・復旧・課題」小野祐輔(鳥取大学)
日本火災学会「令和6年能登半島地震における輪島市大規模火災の延焼状況」篠原雅彦(消防研究センター)・
農業農村工学会「能登半島地震による農地・農業用施設の被害」森丈久(石川県立大学)
質疑応答

15:07 セッション3「避難・救援・支援活動について」
日本災害医学会「令和6年能登半島地震の災害医療対応」近藤久禎(国立病院機構DMAT)
日本災害看護学会「令和6年能登半島地震災害における地域コミュニティ」酒井明子(福井大学名誉教授)
地域安全学会「能登半島地震における自治体応援職員派遣の実態と課題」柄谷友香(名城大学)
日本災害復興学会「災害対応にかかる自治体間支援と受援に関する一考察」青田良介(兵庫県立大学)
日本安全教育学会「特別支援学校の地震時における災害レジリエンス向上のために何をすべきか」後藤健介(大阪教育大学)
質疑応答

16:12 セッション4「復旧・復興について」
日本建築学会「復興実装の観点から―能登半島地震と東日本大震災」小野田泰明(東北大学)
農村計画学会「世界農業遺産の復興とは何か」山下良平(石川県立大学)
日本社会学会「石川県の創造的復興プラン策定プロセスと浮かび上がった多様な声」浅野幸子(早稲田大学)
日本地理学会「令和6年能登半島地震の震災遺構の保全とツーリズム」青木賢人(金沢大学)
日本都市計画学会「能登半島地震からの復興の現状と課題」姥浦道生(東北大学)
質疑応答

17:17閉会挨拶和田章(防災学術連携体代表理事、東京工業大学名誉教授)
17:20終了