第9回東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会 /日本学術会議主催シンポジウム
南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか


東日本大震災は、大規模災害への対策や対応には、多様な研究分野の連携と融合が不可欠なことを明らかにしたが、さらに大規模な被害想定が政府中央防災会議によって発表された。南海トラフ巨大地震による大震災である。この想定結果を踏まえて、防災・減災のために、様々な学術分野がどのように向き合い、どのような学際的な連携を進めていくべきか。本シンポジウムでは、理学・工学の関連分野に加え、社会経済などの人文・社会科学や医学をはじめとする生命科学を含めた幅広い分野の研究者・専門家が集まり、分野の壁を越えて議論する。
日 時:平成25年12月2日(月)午後1時から午後5時30分
会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7丁目22番地34号)
主 催:日本学術会議 土木工学・建築学委員会 東日本大震災の総合対応に関する学協会連絡会
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プログラム
司 会 目黒公郎(日本学術会議連携会員、東京大学教授)

13:00 挨拶・趣旨説明
挨  拶:大西 隆(日本学術会議会長、東京大学名誉教授)
趣旨説明:和田 章(日本学術会議会員、東京工業大学名誉教授)
学協会連絡会の紹介:依田照彦(日本学術会議会員、早稲田大学教授)

13:20 南海トラフ巨大地震の被害想定と対策について
日原洋文(内閣府政策統括官(防災担当))

13:50 ディスカッション「南海トラフ地震に学界はいかに向き合うか」
     -幅広い分野の学者・専門家による分野の壁を越えた議論-
コーディネータ
米田雅子(日本学術会議連携会員、慶應義塾大学特任教授)
パネリスト
日本学術会議会員
春日文子 副会長,第二部会員,国立医薬品食品衛生研究所
岩本康志 第一部会員,東京大学 教授
渡部終五 第二部会員,北里大学 教授

テーマ1: 事前防災への取組み
土木学会 元会長 濱田政則、日本活断層学会 会長 中田 高、日本地震学会 副会長 西澤あずさ、日本地震工学会 副会長 当麻純一、地盤工学会 会長 末岡 徹、日本応用地質学会 会長 千木良雅弘、砂防学会 会長 岡本正男、日本地すべり学会 会長 檜垣大助 、こども環境学会 会長 小澤紀美子
テーマ2: 発災時の対応と備え
  日本自然災害学会 副会長 高橋和雄、地域安全学会 会長 宮野道雄、日本災害情報学会 会長 布村明彦、地理情報システム学会 理事 厳 網林、日本火災学会 会長 田中哮義 、環境システム計測制御学会 会長 清水芳久、日本水環境学会 会長 迫田章義 、廃棄物資源循環学会 理事 吉岡敏明 、日本集団災害医学会 代表理事 山本保博
テーマ3: 発災後の回復力の強化
日本計画行政学会 会長 大西 隆、日本都市計画学会 部会長 苦瀬博仁、日本コンクリート工学会 元副会長 三橋博三、日本原子力学会 標準委員会 委員長 宮野 廣、日本機械学会 会長 矢部 彰、日本建築学会 会長 吉野 博、空気調和・衛生工学会 副会長 原田 仁、日本造園学会 会長 下村彰男、農業農村工学会 副会長 内田一徳、日本地域経済学会 会長 岡田知弘
17:00 全体討論
17:25 閉会挨拶  家 泰弘(日本学術会議副会長、東京大学教授)
参加学会
環境システム計測制御学会、空気調和・衛生工学会、こども環境学会、砂防学会、地域安全学会、地理情報システム学会、地盤工学会、土木学会、日本応用地質 学会、日本火災学会、日本活断層学会、日本機械学会、日本計画行政学会、日本建築学会、日本原子力学会、日本コンクリート工学会、日本災害情報学会、日本 自然災害学会、日本集団災害医学会、日本地震学会、日本地震工学会、日本地すべり学会、日本造園学会、日本地域経済学会、日本都市計画学会、日本水環境学 会、農業農村工学会、廃棄物資源循環学会