地球温暖化の影響で気象現象は明らかに激化しており、従来の想定よりも激しい豪雨・暴風や高潮などに対して、防災・減災の準備を着実に進める必要があります。日本学術会議、防災学術連携体と57の会員学会などは、これらの災害の軽減に向けて、様々な分野の研究を続けています。防災には「自助・共助」「地域での連携」が大切であり、各地の消防団、町内会や自治体、学校や職場では、防災訓練や教育が続けられています。これらの活動と連携して、学術分野で得られている知見を正しく社会に伝え、互いに情報を共有することが、地域の防災力強化のために極めて重要です。 ここでは防災推進国民大会2019におけるセッションとして、気象災害を対象に、市民の皆様が知りたい防災科学の最前線をわかりやすく伝え、市民の皆様から防災科学に関する質問やリクエストを受け付け、各分野の研究者が答えます。
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